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豆知識
お坊さんの法衣・袈裟
お坊さんの着ている制服?について今日は触れてみたいと思います。 お坊さんの衣は日本では色んな色があってキラキラしているイメージですよね。 アジアのお坊さんの格好を見てると全然違うのですが実際なんでこんなに違うのでしょう? […] -
お寺に行こう
行きつけのお寺考 その1「宗派での違い」
お寺さんの縁のない人にとって「気軽にいけるお寺ってどうしたら見つかるの?」って考えておられる方もいらっしゃると思います。 おっとその前にひとくくりに仏教っていっても日本の中でも色んな宗派があるって知ってますか? 日本の主 […] -
仏教の歴史
叡尊(えいそん)の戒律復興運動
叡尊さんは、鎌倉時代の中期に活動したお坊さんで、荒廃した西大寺を再生したお方。 どんな活動をされていたかはこちらの「叡尊を慕う」という西山厚さんの文章を読めばとても読みやすい文章で書かれています。 「浄土を願わず、生まれ […] -
仏教の歴史
太政官布告(だじょうかんふこく)
太政官には2つの使われている時期があり、1つは律令官制の中央最高機関として、もう1つは、明治政府の最高官庁の名称として使われています。 ここで取り扱うのは後者の方。 太政官布告というのは、明治初年い太政官が公布した法令の […] -
仏教思想
オープンキャノン考
昔 お坊さんの研修会で大学の先生の講義を聞く機会がありました。その時に「仏教はオープンキャノン」というワードを聞いてものすごく腑に落ちたことがあったので、今日はオープンキャノンについて書きたいと思います。この「キャノン」 […] -
仏教思想
往生と成仏 この世とあの世の2元論
このブログを書くに当たっていろんな本も読んだりするのですが、平凡社新書に『葬式仏教の誕生〜中世の仏教革命〜 』(松尾剛次著)という本があって、そこに「二次元的世界観の成立」という章がありました。そこでは、中世以 […] -
仏教の歴史
死に方のマニュアル『往生要集』その1
985年に天台宗出身の恵心僧都源信が著した書物に『往生要集』というのがあります。平安時代は、794 〜1185なので、985年は平安時代の後半になりますね。この時代を読み解くキーワードに末法思想というのがあります。仏教の […] -
仏教の歴史
明治維新と南都寺院
今奈良新聞で 興福寺の執事長の多川良俊さんが「興福寺あれこれ」という連載をされているのですが、そこに「南都寺院が明治5年10月の教務省令第128号に発布により7宗派(天台・真言・浄土・浄土真宗・禅宗・日蓮・時宗)のいずれ […] -
仏教の歴史
仏教伝来
仏教は朝鮮からの渡来人によって私的には伝わり始めていたのですが、公的に伝えられたのは、欽明天皇の時代の538年に百済の聖明王によって伝えられたと言われています。 その時の日本の信仰は神祇信仰といういわゆる八百万神に対する […]