お坊さんの着ている制服?について今日は触れてみたいと思います。
お坊さんの衣は日本では色んな色があってキラキラしているイメージですよね。
アジアのお坊さんの格好を見てると全然違うのですが実際なんでこんなに違うのでしょう?
そもそもで話すとインドは暑いので簡単な布一枚で身を包めばそれで事足りますよね。そこで、お釈迦さんは着るものに執着しないということも含めていろいろな端布をパッチワークのように組み合わせた布で身をまとっていました。
そいう衣を糞掃衣と呼んでいます。
中国はインドに比べると寒いので、1枚布では無理だということで、着物とその上から衣を着るというスタイルになって、それが法衣と袈裟になったようです。
日本へは国家鎮護の意味で仏教が入ってきてそこには荘厳な雰囲気も求められたので法衣や袈裟がきらびやかになったのでしょうね。
そのきらびやかさが今や教団の位を色で示したりとヒエラルキーの世界にすっかりハマっているのが日本の仏教の法衣の姿です。